ブログ「続マンジャーレ!イタリア」

ブログ一覧

ブッチャネーラ農業会社・2017年エキストラバージンオイル

ブッチャネーラの新エキストラヴァージンオイルのタンク出しが始まりました!

ノンフィルター、沈殿法です、

何度もお伝えしておりましたが、今年は、限界を超えた連日の高温で

落ちてしまったオリーブが多く。。。

ブッチャネーラは約3000本のオリーブの木の収穫を終え、オイルの全体量を把握しましたら

なんと前年(2016年)の3分の一だそうです。。

耐えられない高温が続くと植物は成長を一時停止させ、自分を守ろうとする。。。というのが分かった年。。

よって、高温だったと言えど、収穫時期が早まったわけではなかった今年

不思議な年でした。。

 

ブッチャネーラのオイルは、今年もバランスの良い、仕上がり感になりました

辛味も苦みもトスカーナのオイル的にちょうどいい感じです

去年は9月後半収穫と搾油とやたらと早めた年でしたが、今年は昨年よりも一カ月遅れで10月末から収穫搾油が始まりました

その分、去年よりもオイリーな感じはしますが、いい感じで上質のオイルに仕上がっています

今年のオイルは、去年とは感じが違います、連日の夏の強い日差しを浴び、落ちずに頑張った

強靭なオリーブの結晶、深い味わいです!目を閉じて、、じっくり知りたくなるような味。。

 

今年は今年で、この「ザ・トスカーナ」的な味を味わっていただきたいです。

成分分析は未提出、検査結果がでましたらまたお知らせいたします

2017年産 トスカーナのEVOオイル TORRE・トッレ 

農業会社トッレのオリーブオイルが出始めました!

経営者は、アレッツォのオリーブオイル鑑定士協会のトップということもあり

有機栽培はもちろん、収穫から24時間以内搾油の徹底と

毎年、素晴らしいオリーブオイルを生産されています

 

トッレのエキストラヴァージンオリーブオイルは、

ここ数年ミクロフィルターに通したものだけの販売でしたが

2017年産の試み、

A:ミクロフィルターを通したオイル

B:澱を沈殿させたノンフィルターオイル

この2種類とも発売となります。

出てきたばかりのサンプルをテイスティング・・・

 

色から見てもわかりますね、左はミクロフィルターに通したほう、透き通った輝きのある緑色

右は、ナチュラルなオリーブオイル、透明感はないです

 

フィルターを通すか?通さないか?はこちらのページにかきました

トッレのケース

  • フィルターを通しても通さなくても今年の料金は一緒
  • 成分結果は、ミクロフィルターを通したもの(A)通さないもの(B)とも同じ数値
  • 今のところ、A、Bともに量は保有
  • 長期使用、長期保存を目的の場合は、フィルターを通したほうをお勧めする
  • 成分表結果:酸度0.24%、過酸化物7.5
    (これ以上の詳細をお知りになりたい方はメールにて成分分析表詳細をお送りします)

 

さてお味のこと

香はどちらとも、フレッシュな草の香であり、アーティーチョーク

寒さが来た後(、10月後半、11月に入ってから)の、

この辺の良質なトスカーナオイルは辛みと苦さをビシバシ感じます

AとBは似ていると言えど、Aは、苦みが辛味よりもより強いです

Bは喉の奥の辛味感が、ジリジリより強いです

Bのほうが、イタリア語でいうGREZZO(グレッゾ)ナチュラル、洗練されていない、粗っぽいという

意味ですが、より自然の味で、とんがった感じがない柔らかさかあります

Aは、長期保存はもちろんのこと、洗練されたすっきりした味わいやエレガントさを感じます

ちょっと別の言い方をしてみますと、Aは都会的な料理向き、Bは田舎料理向きという感じかも。。

トスカーナのリボッリータには、Bを合わせたい感じです

以上、トッレのエキストラバージンオリーブオイルについての詳細でした

2018年 アレッツォ骨董市・アンティーク市 開催カレンダー

2018年のアレッツォ骨董市・アンティーク市

<開催日>

1月6‣7日
2月3・4日
3月3・4日
3月31日、4月1

5月5・6

6月2・3

6月30日、7月1日

8月4・5

9月1・2日(サラチーノのお祭り有)
10月6・7日
11月3・4日
12月1・2日

開催予定日は、「毎月第一の日曜日とその前日の土曜日」

という決まりの元、掲載しました!

いらっしゃるご予定がある方は 主催者サイトのカレンダーでも 再度ご確認ください

ますようお願いいたします~!(現在2018年分は未記載。。)

少量のオリーブ、どうしている? オリーブオイルにする編

前回の続き。。。

マリオの庭で塩漬け用のオリーブの実を収穫したものの、まだある。。。

そのまま放置するというので

手伝うから、オイルにしたら?というとマリオもその気になり。。。

パジェッティ搾油所に問い合わせ。。

少量でも受け付けるとのこと

で、生っていたオリーブの実を全部収穫

なんと18kgの収穫となりました

収穫後、すぐに持ち込みました、11月に入ったので、搾油に来てる人でごった返し・・・

さてさてシステムは。。。

今年のパジェッティ搾油所の使用料の値段です(持ち込むオリーブの量で値段が違います)

210kgから400kgまでは100kgあたり24€

410kgから600kgまでは100kgあたり19€

610kg以上は 100kgあたり17€

200kg以下の持ち込みは他の人と一緒に必ず搾油となること、注意書きで書かれています

 

ということでマリオの18kgのオリーブも上写真の大きなコンテナの中にゴゴ~~っと入れられたのでした。。

みんな自分のオリーブに愛着があり、それが一番だと思っているので、他の人のオリーブと混ぜて搾られることに、

抵抗があるのですが、今年は、仕方がないことだと思っています。

自分オンリーのオリーブオイルを搾るには、何処の搾油所でも

最低でオリーブ200kgは必要です

さてさて、マリオの18kgのオリーブ

持ち込んだ日に18kgと書かれた引換証を貰います

そしてその日に搾油してくれるので、翌日にはオイル受け取りとなります

18kgのオリーブは、抽出率が15%だったので、

2.7kgのオイルとなりました(写真の瓶は5L瓶)

搾油所の使用料は、0.24 (1kgあたりの使用料)×18kg=4.32

5ユーロ支払ったそうです

左の写真は、最初に味見したラファエラから届いた写真、すごくおいしいそうでした

他の人のオリーブが混じっているので、自分のオリーブオイルとは言えないですが、この辺の

人が持ち込みますから、品種は一緒、そして今年は誰も薬剤を散布していないので、

安心できるオリーブオイルです

搾油代だけで1L当たり2€弱という上記例からもお分かりいただけるように、

正真正銘のエキストラヴァージンオイルを作ろうとすると必要経費だけで、

こんな感じ。。

  • 1年の木々の世話(人に頼む場合。。)
  • 薬剤散布代(必要な年の場合)
  • 収穫する人の人件費
  • 搾油代
  • 容器代
  • フィルター代(フィルターにかける場合)
  • 運搬代

ついでの、余談でした。。。

少量のオリーブ、どうしている? (オリーブ塩漬け編)

最近は日本でもオリーブの木を植えている、実が生ったわ~!という話を伺います

さて量がまとまらないオリーブの実はどうしましょう。。

イタリアの場合

  1. 塩漬け(サラモイア)
  2. とにかくオリーブオイルにする

 

今年は、オリーブの実が無くて、オイル生産者泣かせの年ですが、

夏の暑いときも水やりができたマリオの庭の4本のオリーブ、ちょ~~豊作でした。

オイルに出来る量じゃないから、塩漬けをするならば、貰いに来いというので

収穫に行きました、収穫したてのプリプリなオリーブ!!

左写真はマリオのサラモイア、マリオは黒くなったオリーブの実の食感が嫌いらしく、熟す前の緑オリーブだけを収穫し

毎日、水を替え、一週間。その後、10%濃度の塩水で1週間つけて、ちょっとずつ塩水濃度を増やしていく方法

 

以前は、最初の水換えをしないで、いきなり塩水、15%位から濃度を下げていく渋抜き方法でやっていましたが、

今回は増やしていく方法で渋抜きを試してみるそうです

右写真は私の塩漬け用オリーブ、黒っぽいのはモライオーロ。

私も家に帰って、早速、水漬けから開始しました! また報告します。